Syrup16g/Syrup16g

遂にこの日が来た、と言う喜び。
遂にこの日を迎えてしまった、と言う悲しみ。


雨の降る渋谷、傘も指さずにタワーレコードへ。
待ちに待った新譜が最後のアルバム。


2階展示コーナーでは、五十嵐ストラトやENDROLLのライブ写真。
体が凍り、奥底から熱く。直視出来ずに立ち尽くした。

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暖かさと冷たさ、希望と絶望が入り混じった楽曲。
力強さと脆さを自在に表現する演奏。
まさに出し尽くした感のあるような程詰め込まれたサウンドデザイン。

Syrup16g

Syrup16g

捨て曲なしのSyrup16g、その最後のCDもそれは受け継がれている。
沢山のミキシングエンジニアが参加している為、サウンドはバラけるかと思うも…
芯のあるバンド、表現が全くぶれてない。
むしろ幅の広さを感じる。


そして力強くて透き通っている。


それが余計に最後を感じさせる。
言葉は要らんな、聞いて感じ取るのが一番。